わたしの思い込み

わたしの家族は、仲良しではありませんでした。

母と父は、タイプの全然 違う人で

母は、テキパキとよく働き なんでもやる事が早い。

よくしゃべり、よく笑い、社交的な人でした。

何事も早め早め。

待ち合わせも早めに出掛け、

人を待たせることなんてない人。

でも父は、のんびりしていて無口。

ゆっくりとしていて、遅刻してもあまり気にしないようなマイペースな人。

ウチにいるのが好きで、1人で過ごすことが得意みたい。

だから、いろんな面でよくケンカしていた。

よくは覚えてないけど、とにかくよく揉めてた。

と、いうか母がほぼ一方的に怒ってた。

そんな中、わたしは八つ当たりもされたし、母をイライラさせまいと必死に空気を読もうとしてた。

自分の主張なんて、できない。

そう思ってたし、母の言うことを聞いていればいいんだ、と思ってた。

そのせいか今も、自分で何かを決めるのは苦手。

いつも誰かに聞いちゃうし、自分で決めようと思うと、全然 自信が持てない。

これでいいのかな?

間違ってるんじゃないかな?

どうして自信が持てないんだろう?

どうして、自分で考えた事は正解じゃないって思ってしまうんだろう?

「過去の経験」がそうさせてるんだとしたら…

「ほら、見なさい!あんたが自分でやろうとするとろくなことがない!」

「お母さんの言う事、聞いていればいいの!分かった?」

こんな言葉が、思い出された…

むかーし、むかしに言われたなぁ…

そういえば。

思い出そうとしなければ、忘れてたし、考えたりはしていなかったけど、

なんか、そんな事 たくさん言われたかも。

何の時か?

そんなのはよく覚えてないけど

「あんたは、お母さんの言うことを聞いてればいいの!」

そんな言葉が頭の奥の方にこびり付いてる感じがした。

でも、もし 今のわたしなら…

そんな事を考えるキッカケをもらったの。

で、考え直してみた。

その時の状況って、小さくて経験値の少ない子供のわたしが何かヘマをして、言われちゃったのかもしれない。

よっぽど何か…

余計なことをした時かもしれない。

今のわたしなら、そんなヘマしないし、ちゃんと考えて決めた事なら、間違いばかりではないのかもしれない。

自信を持てないのが、子供の頃の変な思い込みからなのだとしたら、

もう、大人の

それなりに、経験も積んで学んできたわたしなら、

ちゃんと、自信をもって何かを決めていいのかもしれない。

何かを決めるって、難しいことではなくて

「自分に自信を持つ」ってことなんじゃないかな?

自分を信頼して、自信を持つ!

今は、まだそれができたり、できなかったり、行ったり来たりで難しいけど、

「自分を信頼して、自信を持つ」

これってわたしの目標になってる。

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